航行安全対策

「自らの安全は自ら守る」という船舶利用者の心得に基づき、通航届出の際に皆様からお預かりする「安全対策費」を財源として、船舶案内標識をはじめとする航行安全施設の設置及び維持管理、浜名湖におけるルールとマナーの啓発による航行安全確保など、安全で良好な湖面利用を推進するための各種対策を行っています。

1 航行安全施設の設置・維持管理

(1)標識杭、標識ブイ

浜名湖内の水路を示す船舶案内標識杭169本、浜名湖北部の遊走区域を示す遊走区域制限水域標識杭8本を維持管理し、老朽化した標識杭の建て替えを進めています。

標識杭
標識ブイ
標識杭の詳細については、こちらをご覧ください。

 

また、細江湖南部・猪鼻湖南部の期間指定遊走区域について、期間中に標識ブイを設置して遊走区域の境界を表示しています。

※遊走区域のルールについては、こちらをご覧ください。

 

遊走区域の境界

(2)安全啓発看板

橋梁の下や狭あい箇所等、航行に注意を要する場所に注意看板を設置しています。

安全啓発看板
安全啓発看板

2 浜名湖安全パトロール

航行の安全とレジャー客等の安全確保のため、①プレジャーボートの航行マナーの徹底、②プレジャーボートや水上バイクの遊走行為に係るルールの徹底とマナー向上を図り、「浜名湖安全パトロール」を実施しています。このパトロールは、財団設立以来毎年夏・秋に、県、浜松市・湖西市、警察署、漁協、マリンスポーツ団体、民間企業からの参加を得ています。

平成23年6月に今切口で起きたプレジャーボートの死亡事故を機に、今切口付近での安全指導・啓発に重点を置くとともに、法令改正により原則義務化されたライフジャケットの着用についても積極的に呼びかけを行っています。

3 安全啓発活動

財団への通航届出者を対象に、通航届出窓口で啓発資料の提供やビデオによる安全講習を行い、浜名湖のルールとマナーについての広報及び啓発を行っています。

また、航行の支障となるおそれのある工事等の実施について、財団ホームページや公共マリーナ掲示板等にお知らせを掲出することで、通航者への周知に協力しています。

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